2022年02月01日
Q:借金返済から解放されたい。自己破産のメリットデメリットとは?司法書士の先生に伺います。(松山)
長い期間、借金返済に追われている松山在住の50代です。今回自己破産の件でご相談があり、司法書士の先生に助けていただきたく問い合わせました。借金をするまでの私の生活は華やかで、まさか自分が借金を背負うことになるとは夢にも思いませんでした。地元松山でも有名な企業に就職し、結婚もしました。しかしながら些細なことがきっかけで貸金業に頼ることとなり、給料では返済が追い付かず、結果転職もしました。この転職という考えが安易な考えだったことにその時は気づかず、転職を機にその後の私の人生は落ちるばかりです。最近テレビ等で自己破産という言葉を耳にするたびに気になるようになり、まず自己破産がどのようなものなのか司法書士の先生に聞いてみようと思いました。自己破産というと、正直あまりイメージは良くありません。実際のところはどうなのでしょうか。(松山)
A:自己破産についてご説明します。迷ったらぜひ一度、無料相談にいらして下さい。
借金返済から逃れたいものの、自己破産と聞くと躊躇される方は多くいらしゃいます。たしかに自己破産にはデメリットがありますが、実際のところそこまで深刻に考える必要のない場合もあります。デメリットについて正しく理解すれば、自己破産後の生活も想像しやすくなるでしょう。
自己破産とは、借金返済が困難になった個人が、裁判所に申し立てを行って負債を免除してもらう手続きのことをいいます。今まで苦しんできた借金の返済地獄から解放されるというメリットゆえ、大きなリスクを伴うのではないかという不安があるのも当然です。
長年苦しんでいらした皆様の明るい未来のため、私ども専門家も極力お手伝いいたしますが、自己破産をするかしないかの最終的なご判断はご自身であるということをお忘れにならないようにして下さい。
では、実際のところ自己破産とは何なのか、以下においてご説明いたします。
-自己破産のメリット-
・債務に関する返済の義務がなくなる
・債権者からの取り立てや訴訟提起を停止することができる
・給料等の差し押さえがなくなり、これまで通り給料を受け取ることができる
-自己破産のデメリット-
・ブラックリストに登録され、約5~10年間借入等ができない
・生活必需品を除いた財産を処分しなければならない
・官報に、自己破産を行った人として個人情報が掲載される
・所有する資格により、資格を利用した仕事ができなくなる
※自己破産を行ったとしても税金等については免責の対象外です。
仕事の不当な解雇、選挙権のはく奪などはありません。破産手続中は転居を限定されますが、自己破産後の生活が落ち着くまでの当面の間の最低限の金銭や、必需品を残しておくことが認められているだけでなく、手続き終了後に新たに財産を築くことも可能です。
また、自己破産以外にも債務整理にはいくつか方法がありますので、ぜひ一度専門家にご相談ください。
借金問題は迅速に手続きを行う必要があります。自己破産を含めた借金問題に関するお悩みは、いよリーガルの専門家にお任せください。松山をはじめ、近隣地域の皆様から自己破産をはじめとした借金問題に関するご依頼を承っている、いよリーガルの専門家が、松山の皆様の自己破産、謝金問題に関する手続き完了までしっかりとサポートをさせていただきます。初回のご相談は無料でお伺いしておりますので、松山の皆様、ならびに松山で自己破産、借金問題の対応ができる事務所をお探しの皆様はお気軽にご連絡ください。
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2021年11月02日
Q 家族に知られずに自己破産をすることは可能でしょうか。司法書士の先生にお伺いしたいです。(松山)
松山在住の50代専業主婦です。子供も独立し、松山に建てた自宅で夫と2人で暮らしています。
着付け教室に通ったことをきっかけに、着物にはまってしまいました。その趣味で友人もでき、素敵なものを身に着けたいという見栄からいつしか高額な着物の展示会などにも足を運ぶように…。明らかに身の丈に合っていないものを買い求めるようになり、現在300万円ほどの借金を抱えています。
専業主婦である私には、そのような額を返済するお金も能力もありません。
夫も子供たちもこのことを知りませんし、わがままではあるとわかっていますが、知られたくないのです。特に夫は倹約家でお金にシビアなタイプです。
借金があることがわかったら離婚話に発展してしまうかもしれません。
家族に知られることなく自己破産を行うのは可能でしょうか。(松山)
A 家族に秘密のまま自己破産を進めることは簡単ではありません。配偶者様としっかり話し合ったほうがよいでしょう。
当サイトにお問い合わせいただきありがとうございます。
今回は松山に住む主婦の方の相談となりますが、結論から申し上げますと、家族に相談せず秘密裏に自己破産を進めることは難しいでしょう。
そもそも自己破産とは、借金が支払うことが困難であり、返済できる見込みがないことを裁判所に認めてもらう手続きです。
裁判所が支払不能であることを認めると、借金の支払い義務が免除されます。
ただし簡単に認めてもらえるわけではなく、根拠となる複数の資料等をしっかり提出しなければいけません。
ご相談者様が専業主婦とのことなので、おそらく配偶者様にそれなりの収入があることが予想されます。
ご夫婦の一方が自己破産を申し立てた場合、裁判所や破産管財人は「債権者に渡すべき財産を配偶者に託していないか」等も疑って慎重に調査を進めるでしょう。
そのため「収入証明書」等、収集する際に配偶者の関与が必要な資料の提出を求められる可能性は非常に高いといえます。
借金は放置すればするほど額が膨れ上がることもあるため、早めに対応したほうがよいでしょう。
ご家族に相談されることが一番ですが、どうしても難しい場合には自己破産以外の方法を検討することをおすすめします。
しかしながら借金が減額となってもご相談者様自身に収入がなければ返済は期待できません。
借金の返済方法を考えるとともに、ご自身で収入を得る方法をご検討ください。
司法書士法人 いよリーガルでは、自己破産を含め債務整理に関するお悩みのご相談をお受けしております。
松山に事務所を構えておりますので、お気軽にお問い合わせください。
松山の皆様のご来所をお待ちしております。
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2021年08月04日
Q 自己破産を検討していますが、どのような手続きが必要かを司法書士の先生にお伺いしたいです。(松山)
私は松山在住の40代の男性です。35歳の時に離婚をし、そのストレスからギャンブルにはまるようになってしまいました。
気が付けば1000万円の借金を背負うことに…。自らの責任であることは重々承知しているものの、半年前にリストラによって職を失うことになり、日々の生活もままならないない状況です。
特に資産といえるものもなく、アパートの賃料も滞納せざる得ないところまできてしまいました。
自己破産を検討しているのですが、どのような手続きが必要かについて教えていただけると助かります。(松山)
A 自己破産は裁判所に申立てを行うことから始まりますが、提出書類等も多いため専門家にご相談いただくことをおすすめします。
債務整理の一つである自己破産は、法律上借金等の支払い義務が免除されるという手続きです。
影響力の大きい手続きであるがゆえ、所有している財産の多くを失うというデメリットもありますが、身ぎれいにして再スタートを切りたいという人にとっては活路であるといえるでしょう。
自己破産には主に「同時廃止」と「管財事件」の2種類があり、どちらかによって手続きの流れが異なります。
◇「同時廃止」…換価対象資産(持ち家や車等)が20万円(現金の場合33万円)を超えない状態であり、借金を背負った理由に問題がない場合
◇「管財事件」…換価対象資産が20万円(現金の場合33万円)を超える場合。免責不許可事由があるもしくはある可能性が高いと判断された場合も該当
上記の大きな違いとしては、破産管財人が選任され、財産の分配や免責に関する調査が行われるかという点です。
自己破産は地方裁判所にて破産手続き(所有財産を債権者に分配する手続き)と免責手続き(債務の免責について判断するための手続き)の2つの申立てをし、それらを並行して進めていきます。
「同時廃止」では破産手続きが省略されることになるので、「管財事件」よりも免責許可の決定までに要する時間が短くなるのが通例です。
一般的に全てを完了するには「同時廃止」の場合6か月程度、「管財事件」では半年から1年程度の時間がかかります。
その間裁判所に複数回出向く必要がありますので、簡単に出来る手続きではないことをご承知ください。
特に申立てに必要な書類を揃えるのは大変なため、専門家にご相談いただくことをおすすめします。
松山市内に事務所を構える司法書士法人 いよリーガルでは「自己破産」の申立てのご相談をお受けしております。
借金の取り立てに悩んでいる松山の皆さまはお気軽にお問い合わせください。
また債務整理は自己破産だけではありません。自己破産はハードルが高いとお考えの方には、その方に適した方法をご提案いたします。
まずはお電話にてご連絡ください。松山の皆様のお問い合わせを心からお待ち申し上げます。
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